前回の記事では風景2銭切手に対して色の分類がどこまでできるか調べてみたので、今回は風景6銭 赤の切手に対して色の分類をやってみた。風景6銭切手は日光陽明門を描いた切手で、ビジュアル日専 田沢切手編によると、大正毛紙のものと昭和白紙のものがある。大正毛紙の色調は紅と赤、昭和白紙の色調は赤と黃味赤のそれぞれ2色に分類できるとのことである。理想的には未使用切手で色を分類する必要があるようだが、手元にある使用済みの風景6銭 赤の切手を印刷色ごとに分類できるか挑戦してみた。
デザイン的には同じでも、風景6銭切手は大正毛紙と昭和白紙とがあり、これらはすかしや毛紙か白紙かを調べることで用意に見分けがつくので、大正毛紙とわかった上で紅と赤に分類できるか、昭和白紙とわかった上で、赤と黃味赤とに分類できるか調べることとする。
風景2銭と同様にWebのカラーコードから赤の色を定義し、用紙の種類ごとに色調を分類した結果が下の表である。大正毛紙の紅と赤は切手の印刷色的に容易に見分けがつくのだが、昭和白紙の方は赤と黃味赤が見分けがつきにくかった。昭和白紙の切手の母数が少ないため、そもそも、どちらか一方しか所有していない可能性が捨てきれないのだが、今回は2色分保有していることとして、無理やり分類してみた。
日本語では赤と言っても、英語名ではbright rose-redとなり、redとは異なる名称となっている。つまり、この場合、英語名の方がより実態に近い色の名称がついている可能性があるので、今後も日本語名と英語名ともに矛盾がないRGBコードを作成する方針が良さそうだ。ちなみに、bright rose-redはredよりも、明度・彩度ともに高い鮮やかな赤とのこと。一方の黃味赤は英語名ではvermilionとなり、朱系の赤となるとのこと。なので、風景6銭は紅、赤、朱のどの色に見えるかで印刷色を合わせられそうだ。
| 色名(日本語) | 色名(英語) | 参考RGB | 全体写真 |
| 紅 | rosine | ![]() #C2185B | ![]() |
| 赤 | bright rose-red | ![]() #FF004F | ![]() |
| 色名(日本語) | 色名(英語) | 参考RGB | 全体写真 |
| 赤 | bright rose-red | ![]() #FF004F | ![]() |
| 黃味赤 | vermilion | ![]() #E34234 | ![]() |









